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当別ダムが待望の完成/石狩西部圏の発展に寄与/関係者・住民ら630人が祝う

2012/10/10付 DOTSU-NET NEWS

 札幌建管が建設を進めてきた当別ダムが完成し、7日に現地で完成式が盛大に執り行われた。施工関係者、地域住民ら約630人が参集し、待望の完成を祝った。

 同ダムは頻発する洪水への対応をはじめ、当別町の農地へのかんがい用水の確保、当別町、札幌市、石狩市、小樽市といった石狩西部圏への水道用水供給を目的とした多目的ダム。

 昭和45年に予備調査を開始し、平成4年に事業採択。21年5月に本体打設に着手し翌年12月完了。ことし3月から6月にかけ試験湛水を行い、42年の歳月を経て待望の完成を迎えた。

 この日は、本体を施工した鹿島・竹中土木・岩倉特定JV主催による修祓式に続き、空知総合振興局と石狩西部広域水道企業団が完成式を挙行。式辞に立った高橋はるみ知事は「42年の長い歳月を経て、当別ダムが雄大な姿を現したことは誠に喜ばしい限り」とした上で、「今後、地元・当別町はもとより、石狩西部圏の生活の安定や地域の発展に寄与するものと確信している」と期待を込めた。

 工事経過報告、「当別ふくろう湖」とされたダム湖命名披露、地元「当別音頭を守る会」による演舞の後、堤体前の広場に移動し、地元住民らも見守る中、記念植樹や記念碑披露、くす玉開披などを実施。最後は万歳3唱で関係者・住民が一体となり、当別ダムの完成を祝った。

地域の安全と暮らしを守るダムの完成を地域住民も含めて祝った

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