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本激指定の基準に迫る/他県の被害などと合算で/台風による公共土木施設等被害

2016/09/09付 DOTSU-NET NEWS
 道内各地に大きな被害をもたらした一連の台風による公共土木施設等の被害額は1,600億円に迫る状況となったことから、激甚災害指定の可能性も出てきた。いわゆる「本激」の指定には2通りの基準があるが、そのうちの一つA基準は、全国の査定見込額が1,785億円超。被害が大きかった岩手県など他県の被害額が合算されると、A基準を上回ることも想定される。高橋はるみ知事は、先日の宗谷を中心とした大雨についても、一連の災害と認識し、被害を取りまとめる考えを示しており、被害額の上積みも見込まれる。

その他のDOTSU-NET NEWS 一覧

現段階で1600億弱/農地等合わせ1800億に迫る/道内公共土木施設等の台風被害額

2016-09-08付 DOTSU-NET NEWS

 台風7号、11号、9号、10号による道内の公共土木施設等の被害総額は、現段階で1,600億円弱にのぼっている。開建分は840億円程度とみられ、建管および市町村分は730億円が積み上がっている。このほか、農地等の災復が直轄、補助合わせて19...

274号復旧へ調査急ぐ/千呂露橋仮橋は来週中にも完成/室蘭開建と帯広開建

2016-09-08付 DOTSU-NET NEWS

 【室蘭・帯広発】室蘭開建と帯広開建は、台風10号で深刻な被害を受けた274号日勝峠の現地調査を進めるとともに、落橋した千呂露橋における復旧作業用仮橋設置作業に着手している。開建と建設業者が一丸となって作業を進め、仮橋については、早ければ来...

現段階で1000億超に/開建分650億、3建管分で350億/台風10号の道内公共土木施設被害額

2016-09-07付 DOTSU-NET NEWS

 台風10号による道内公共土木施設の被害額は、市町村所管分を除いても、直轄、補助合わせて1,000億円を超える見通しだ。現時点で、開建所管分は650億円、被害額の判明した帯広、室蘭、旭川の3建管分だけでも350億円となっている。市町村の状況...

公共土木施設等は296億/100億程度の単独復旧分含む/台風7,11,9号の被害額 - 北海道まとめ

2016-09-07付 DOTSU-NET NEWS

 道は、台風7号、11号、9号による大雨被害の被害額を取りまとめた。農作物関係や商業被害などを含めた被害総額は、528億円。このうち公共土木施設等が296億円、農地等が114億円、治山施設や林道等の林業被害が35億円、水道や廃棄物処理施設等...

各地で会員企業が復旧作業/道建協災害協力本部が情報収集/台風被害で機動力フルに発揮

2016-09-06付 DOTSU-NET NEWS

 本道を立て続けに襲った台風の影響で、道東や道北を中心に被害が広がっている。各地で建設企業と行政が懸命な復旧作業に当たっており、北海道建設業協会(岩田圭剛会長)は1日付で岩田会長を本部長とする災害協力本部を設置し、地方協会を通じ情報収集に努...

冒頭提案分 投資単独に48億円/女満別空港調査、緊急治山も計上/道の3定補正予算案

2016-09-06付 DOTSU-NET NEWS

 道は、13日開会の3定道議会に提出する冒頭提案分の補正予算案総額を約61億円とすることを固めた。このうち、48億円が投資単独事業で、特別対策が40億円、公共関連単独が8億円。ほかに、道内空港運営の民間委託に向けた、女満別空港の試算査定など...

道路、橋梁 壊滅的打撃/全容徐々に明らかに/台風10号 274号日勝峠の被害状況

2016-09-05付 DOTSU-NET NEWS

 【室蘭・帯広発】台風10号による大雨で、本道の東西を結ぶ物流等の大動脈、274号日勝峠で深刻な被害が発生している。2日午後6時現在、千呂露橋(84メートル)、岩瀬橋(62メートル)、ニセクシュマナイ橋(51メートル)など複数の橋梁の崩壊を...

補助事業分は430億程度/農業農村整備が200億前後/2次補正案の道開発事業費 ― 国費ベース

2016-09-05付 DOTSU-NET NEWS

 先日、国の2次補正予算案が閣議決定され、北海道開発事業費には国費ベースで956億円が計上されたが、このうち補助事業分は430億円程度と見込まれる。本紙調査によるもの。社会資本総合整備の129億円や水道の約40億円、廃棄物処理の11億円など...