
道路網整備を推進/農業・水産基盤と一体的に
初の勤務地となる網走で、管内の開発行政を担うことになった鎌田貢次氏。農業を中心とした幅広い行政経験に基づく手腕に大きな期待が寄せられるが、本道経済の低迷が続く中、どう地域振興を図っていくのか。地域の抱える課題や、課題解決に向けた重点施策などについて聞いた。
―管内の印象と課題を
海、山、里の景観が豊かで素晴らしい。資源が豊富で、それに立脚した産業が営まれている。
人口減少社会に向かっていき、老齢化が進む中で、いかに地域の経済を維持発展させていくかが課題。最近は災害が多く、安全・安心のまちづくりも課題になる。
開発行政としては、農業、水産業の基盤整備と、それを支える道路網の整備が重要と認識している。管内は、都市間の距離が長く、移動が大変。そういう意味でも道路網の整備を積極的に進めなければならない。
―重点施策について
高速道路ネットワーク化に向けた整備が遅れており、予算獲得に向け努力していきたい。旭川紋別自動車道や北海道横断道路は進んでおり、順調に伸ばしていきたい。道路防災事業も積極的に推進し、安全な道づくりを進めていきたい。
農業では、畑地かんがいが成功している地域。大規模なダムや用水路といった1次開発は終わったが、それを維持していくことが必要。また、農業人口が減っていく中で、ほ場を大規模化し、生産性を上げていく必要がある。
―建設業界への期待を
公明性・公平性を高める制度改革が進んでいる。技術力がきっちりと評価されるということ。会社として、一層技術力を高めていく努力が求められている。
オホーツク21世紀を考える会では、古くから地域貢献活動を活発にされている。法人として地域に還元する姿勢は大事であり、評価している。今後の活動にも期待したい。
(北海道通信日刊建設版 平成19年8月24日付1面)


