
よしもと・やすとし
昭和55年北大大学院修了。同年運輸省に入庁。平成10年開発局開発調整課開発企画官、11年函館開建次長、13年開発局港湾空港部港湾建設課長、16年九州地方整備局九州港湾・空港整備事務所長を経て、ことし七月に現職。
昭和30年3月4日生まれ、51歳。倶知安町出身。
必要な社会基盤を整備
天北オロロンルート支援
―管内の印象を
着任以来、地域を良くしたいという地元の雰囲気を感じている。先に開催した地域連携会議では、「シーニックバイウェイ―北海道」について意見交換を行った。候補ルートに挙げられている「萌える天北オロロンルート」について、代表者会議をはじめ、地域団体、二世会などが活発な活動を展開していることから、地元の意気込みを感じる。留萌開発建設部としても積極的に支援・協力していきたい。
―管内の施策について
これまで高規格幹線道路の「深川留萌自動車道」の整備を進めてきており、ことし中に留萌幌糠ICを開通させる。これにより、道央から留萌への交通が一層便利になり、物流・観光の面で着実な効果が発揮されるものと期待している。十六年度に供用開始した「留萌港三泊ふ頭」の利用促進にもつながると考えている。
また、留萌ダム、留萌港、増毛港、苫前漁港などの港湾・漁港整備、天塩川、留萌川の河川整備、幌延町や天塩町を中心とした農業農村整備など管内には重要な施策が山積していることから各種事業の着実な進捗を目指したい。
―留萌の可能性について
管内の人口は約六万二千人。社会経済環境は、必ずしも優れているとは言えないが、暑寒別天売焼尻国定公園や利尻礼文サロベツ国定公園はじめ雄大な自然環境、おいしい農産物など食の宝庫であり、道央圏に近いという利点もあり、今後の観光振興面で発展の可能性が期待できる。
―建設業界への要望
公共事業に対する厳しい風向きは相変わらずだが、地域に必要な社会基盤は整備していかなければならない。当局としては、必要な予算の確保、事業実施に努力していきたい。業界としては、「安くて品質の良いものをつくる」という視点から努力していただきたい。特に、昨今は低入札が見受けられることから、「品質の低下」「工事の安全性」「下請け業者へのしわ寄せ」などの行為は絶対にないようにしていただきたい。
また、管内の基幹産業である建設業者の方々は、地域を良くするリーダーであると感じている。イベント活動、災害時の緊急活動など、地域へのボランティア活動の面でも活躍していただきたい。
(北海道通信日刊建設版 平成18年9月13日付1面)


