
やなぎや・けいご
昭和56年北大大学院修了。平成8年局河川計画課課長補佐、11年局河川計画課河川企画官、12年石建次長、15年局技術管理課長、17年局河川工事課長。
昭和31年8月27日生まれ、49歳。札幌市出身。
―管内の印象について
サハリン交流や都市再生事業、マリンタウンプロジェクトなど地域の活性化に積極的に取り組んでいる印象が強くある。これらの取組は今後の管内の発展を予感させる。
また、農水産業や観光など管内の資源は豊か。この豊富な資源にどうやって付加価値を付けていくかが課題ではないか。当部としては、航空機の冬期就航率改善や大型船の接岸可能な岸壁整備などで、管内のいろいろな豊かな素材を活用できるよう基盤整備を進めていきたい。
―主要施策について
道路整備は、農水産業の生鮮物等の出荷に当たり品質保持などの観点からも、時間的距離の短縮を図るインフラ整備が重要と考えている。
すでに供用しているもので、豊富バイパスやはまなす拡幅事業では、冬期視程障害の解消や空港へのアクセス強化を図ることができた。地域からも感謝の声が上がっており、期待に応えられたのではないかと感じている。
本年度は40号更喜苫内防雪事業に着工するのをはじめ、幌富バイパスの事業などを引き続き推進していく。
物理的距離がある管内には必然的にハンデがある。今後も限られた予算の中で効率的、効果的に事業を進め、時間的短縮につながるよう努めていきたい。
港湾整備については、稚内港で利礼航路・サハリン航路の拠点となる中央ふ頭の整備促進を図る。利尻や礼文の各港湾施設では、大規模地震を想定した災害時における生活物資などの輸送を確保するため、耐震岸壁整備を引き続いて進めていく。
農業では国営総合農地防災事業を稚内中部地区などで継続実施していく。農地整備、農業用排水路整備を促進して管内の基幹産業の1つである牛乳生産効率の向上を目指していきたい。総合農地防災の事業化に向けて調査を進めているサロベツ地区では、自然豊かなサロベツ湿原と農業の共生が図れるようにすることが重要となる。
各種事業を進める中で重要なことは地域の声を十分に聞くこと。一方的になることのないよう、様々な機会を通じ地域の人々と対話していきたい。また、地域の活性化につながるよう、当部としても情報発信などを積極的に進めていきたいと考えている。
―建設業界に望むこと
一般競争入札の拡大や総合評価落札方式の拡充など、業界を取り巻く環境は変化している。今後、技術力が一層求められる。技術力の向上に努めていただきたい。また、受注に当たっては工程管理などに配慮しつつ、コスト意識をもって効率的に仕事をしていただきたい。また、経営効率化を進め企業体力の強化を図るとともに、地域の企業として、地域経済活性化などにもつながるよう頑張っていただきたい。
(北海道通信日刊建設版 平成18年5月25日付1面)
新任開建部長リレーインタビュー
札幌開建部長 川村和幸氏(平成18年5月22日付1面)
小樽開建部長 相馬和則氏(平成18年5月23日付1面)
旭川開建部長 西村泰弘氏(平成18年5月24日付1面)
稚内開建部長 柳屋圭吾氏(平成18年5月25日付1面)


