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新任開建部長リレーインタビュー
小樽開建部長 相馬和則氏

そうま・かずのり
昭和54年北大卒業。平成9年室建室蘭道路所長、12年釧建次長、14年局地方整備課長、16年開土研道路部長。
昭和32年3月5日生まれ、49歳。遠軽町(旧白滝村)出身。
―管内の印象は
 市町村長にあいさつをさせていただくため管内を回った。後志は食料供給基地として、また、観光など、北海道がこれから目指すべき方向にあるエリアだと実感した。管内が持つ優良な資源を最大限に生かすよう、仕事をしたいと思っている。
 道路整備に関しては、通行規制区間の早期解消を図るなど、「安心・安全な道づくり」を推進することが重要な課題。平成8年防災点検の要対策個所については、当初の873ヵ所から、17年度終了までに未対策個所39ヵ所とし、約65%の対策を終了した。22年度までに全個所の対策完了を目指している。229号積丹防災事業の整備は着々と進んでおり、引き続き力を入れていく。
 また、「北海道スタンダード」のモデル路線である276号岩内共和道路は、本道の地域特性に適応した構造や技術、施工方法等の採用を検討し、効果的・効率的で地域の特性に応じた事業の展開を進めており、本年度は、住民を主体とした防雪林環境育成や道路をより利用しやすくするための手法について検討を行うことにしている。北海道に相応しい独自の工夫で、地域、道路利用者と行政が協働して着実な推進を図っていくことが必要だと考えている。いずれにおいても地元の方々の要望を踏まえて地域づくりを支援していきたい。
―業界に対する要望など
 厳しい財政事情の中で公共事業費も年々厳しさを増すことが予想され、社会資本整備はより低コストで質の高い事業を実現するという時代の要請に応じ、一層効果的かつ効率的に推進していくことが求められている。
 業界の方には、技術力の向上、経営の適正化によって、いわゆる不良不適格業者との差を明確にしていただきたい。良い品質のものを適正な価格で供給する、サービスをすることが基本になる。技術力をはじめとしてそれぞれの特性を伸ばしていくことで新しい入札制度にも十分対応していけると思う。
 特に、実際に地域に行くと、建設業者の方々が各地域の中心。建設業をめぐる状況は確かに厳しいが、地域づくりやまちおこしを積極的に展開してほしい。技術力の向上と地元に対する貢献。このことを忘れないでいただきたい。
―今後の後志の可能性について
 先ほど述べたとおり、小樽・後志は観光エリア、食料基地としてとても能力の高い基地。地元の方がシーニックバイウェイを早期に立ち上げたように地域づくりに熱心な方々が多い。潜在能力が高い地域であるから、我々としても可能な限り意見を聞いてできるだけお手伝いをしていきたい。札幌圏と空間距離が近い管内であり、さらに時間距離を短くすることによって、いろいろな点が発展できると考えている。

(北海道通信日刊建設版 平成18年5月23日付1面)

新任開建部長リレーインタビュー
  • 札幌開建部長 川村和幸氏(平成18年5月22日付1面)
  • 小樽開建部長 相馬和則氏(平成18年5月23日付1面)
  • 旭川開建部長 西村泰弘氏(平成18年5月24日付1面)
  • 稚内開建部長 柳屋圭吾氏(平成18年5月25日付1面)


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