新任開建部長リレーインタビュー
函館開建部長 福井孝氏
所管の高規格道路着実に

ふくい・たかし
昭和54年東北大大学院修了。平成9年静岡市助役、12年中国地方整備局広島国道所長、15年国土技術政策総合研究所企画部評価研究官。
昭和29年6月24日生まれ、51歳。栃木県出身。
昭和54年東北大大学院修了。平成9年静岡市助役、12年中国地方整備局広島国道所長、15年国土技術政策総合研究所企画部評価研究官。
昭和29年6月24日生まれ、51歳。栃木県出身。
―北海道および管内の印象
北海道というと、どこまでも地平が続く広大なイメージを持っており、旭川や帯広などはそうかもしれないが、管内は山が多くあり、地形的には異なる印象を受けた。その意味では、私がこれまで居住してきた本州に近いかもしれない。道路は本州に比べ幅員が広くゆったりとしているが、それは夏場の印象であり、冬場は積雪により異なる様相を見せるとうかがっている。着任後、管内各自治体にあいさつに伺ったが、皆さん地域資源を活用して熱心にまちの発展、振興に力を入れており、社会資本整備の担当官庁として、各自治体の要望に出来るだけ応えていきたいと思っている。
―所管事業の推進について
函館開建の所管事業は、道路から河川、港湾、漁港、空港、農業に至るまで幅広い。それぞれ道南地域の生活や経済に重要な役割を果たしていると思う。私は道路の仕事が長く、初めてふれる分野もあるが、これから勉強していきたい。函館は勤務地で言うと、十一ヵ所目になるが、各地での経験を生かして仕事に取り組んでいきたいと考えている。
―静岡市の助役の経験について
最も住民に近い自治体で仕事が出来たことは貴重な財産で、管内各自治体をはじめ他の機関と連携していく上で役立つこともあると思う。社会資本整備は国、都道府県、市町村が手を携え、それぞれの役割を十分果たすことが重要。そのためにもコミュニケーションを大切にしていきたいと考えている。
―高規格幹線道路整備の現状と今後の見通し
函館江差自動車道は上磯ICまで開通し、現在は富川ICの早期供用に向け整備を鋭意進めている。函館市は三十万人の人口を抱えているものの、幹線道路は整備途上でネットワーク化されておらず、大きなハンディを背負っていると感じている。所管の函館江差自動車道については着実に整備を進めていきたい。さらに現在、環境アセスを進めている函館新外環状道路についても地元の理解を得ながら事業着手していきたいと思う。
―建設業界への要望
社会資本整備は私たち発注機関だけでなく、受注者の建設業界の協力があって初めて成立する。よきパートナーとして、お互いの役割を十分に果たすことが出来ればと考えている。
社会の見る目が厳しいという現状はあるが、社会資本整備は建設業界の存在なくしてはできない。誇りと自信を持ち、絶えず技術力に磨きをかけていただくことを期待している。
社会の見る目が厳しいという現状はあるが、社会資本整備は建設業界の存在なくしてはできない。誇りと自信を持ち、絶えず技術力に磨きをかけていただくことを期待している。
(北海道通信日刊建設版 平成17年9月14日付1面)


