新任開建部長リレーインタビュー
札幌開建部長 竹澤謙一氏
技術背景にコスト縮減を

たけざわ・けんいち
昭和50年北大卒業。平成9年庁地政課事業計画調整官、11年局工事管理課長、13年局開発環境課長、14年稚建部長、16年留建部長。
昭和27年10月6日生まれ、52歳。札幌市出身。
昭和50年北大卒業。平成9年庁地政課事業計画調整官、11年局工事管理課長、13年局開発環境課長、14年稚建部長、16年留建部長。
昭和27年10月6日生まれ、52歳。札幌市出身。
―管内の印象と課題は
札幌もここ数年で随分変わったようだ。道央圏、特に札幌は人口も増加し、道路などの社会資本整備も他の地域と比べて進んでいる。
一方で、大都市特有の渋滞問題がある。多少の距離でも余計な時間を費やす。この時間とエネルギーの膨大なロスの解消が大きな課題だろう。
一方で、大都市特有の渋滞問題がある。多少の距離でも余計な時間を費やす。この時間とエネルギーの膨大なロスの解消が大きな課題だろう。
―重点施策について
道路では、道央圏連絡道路が重点事業。完成すれば道央圏の空港、港湾が道路で直結され、道内各地からの物流も促進し、道央経済の発展に大きく寄与することになる。昨年度は美原バイパスを供用したが、本年度は長沼町・江別市間の環境影響評価準備書に向けた手続きを実施しており、着実に推進していきたい。
農業では、北海道最大の米どころを抱えている。これを支える農業施設は既存ストックの有効活用を図るとともに、国営かん排や土地改良施設整備などの整備も進めていく。篠津中央二期地区での石狩川頭首工の工事は最盛期。本年度新規着手した当別太美地区の太美排水機場は来年度から改修に着手する予定となっている。
多様化する「食」への対応や農業の担い手への農地集積も重要な課題。中樹林地区や由仁地区で、ほ場の大区画化を目的とした農地再編整備を進める。
農業では、北海道最大の米どころを抱えている。これを支える農業施設は既存ストックの有効活用を図るとともに、国営かん排や土地改良施設整備などの整備も進めていく。篠津中央二期地区での石狩川頭首工の工事は最盛期。本年度新規着手した当別太美地区の太美排水機場は来年度から改修に着手する予定となっている。
多様化する「食」への対応や農業の担い手への農地集積も重要な課題。中樹林地区や由仁地区で、ほ場の大区画化を目的とした農地再編整備を進める。
―地域の特性を反映した事業について
札幌都市部の渋滞緩和は大きな課題。渋滞の著しい二七五号と一二号の苗穂交差点について、十五年度までに二七五号の約六百㍍区間を四車線で供用した。現在、東橋の架換を実施中で、二十一年度の完成を目指している。これによって、都心部の渋滞緩和、解消に大きな効果を発揮できる。
また、冬場の雪対策も大きな問題。冬期の安全で確実、快適な道路交通を確保するため、利用者のニーズなども踏まえた総合的な雪みち対策も重要である。昨年好評だった改良型の砂箱やペットボトルを利用した砂容器の導入、ツルツル路面マップによる情報発信など、ことしも多面的に取り組んでいきたい。
また、冬場の雪対策も大きな問題。冬期の安全で確実、快適な道路交通を確保するため、利用者のニーズなども踏まえた総合的な雪みち対策も重要である。昨年好評だった改良型の砂箱やペットボトルを利用した砂容器の導入、ツルツル路面マップによる情報発信など、ことしも多面的に取り組んでいきたい。
―建設業界に対する要望
発注者としてコスト縮減に取り組んでいるが、業界でも単に工事価格を下げるだけではなく、技術的背景を伴ったコスト縮減が求められている。なにより技術力。それを評価し、また、工事成績や技術力に裏付けられた提案を反映させる入札制度も導入されている。
これに対応するためにも一層の技術力の向上を図っていただく必要があると考える。一方で、発注者側の技術力の向上も不可欠。併せてこの向上も図っていかなくてはならない。
これに対応するためにも一層の技術力の向上を図っていただく必要があると考える。一方で、発注者側の技術力の向上も不可欠。併せてこの向上も図っていかなくてはならない。
(北海道通信日刊建設版 平成17年9月9日付1面)


